死が目前に迫っても生きる意欲の強い人
俳優の西郷輝彦さん(74歳)って知ってますか?
若い世代は知らない人が多いかな。
タレントの辺見えみりさんのお父さんとして
知ってる方もいるかもしれませんね。
母は辺見マリさんです。
えみりさんが幼少期に
お二人は離婚しています。
現在は19歳年下の妻との間に3人の子どもがいます。
西郷さんは、高齢者世代のアイドル的存在でした。
いまでも、ばあちゃんたちのアイドルなのかな?笑
私は西郷さんのファンではないのですが、
今朝の新聞に西郷さんの近況が載っていて
内容が気になったので命式を調べてみました。
気になった記事とは・・
「西郷輝彦さん、ステージ4の前立腺がんを
公表し、このコロナ禍で、
オーストラリア・シドニーで
日本で未承認の先端治療を受けている」
渡豪を決断した理由が
「まだやっていない仕事、
やりきれていない仕事がある」と復帰への
意欲を語っていた。
この記事を読んで、「これだけ活躍してきたのに、
まだやりきれてない仕事」があるのか・・
もう隠居&療養でいいんじゃない?と思うわたし。
年齢を積み重ねてきて初めてできることも確かにある。
しかし、世界中がコロナ禍で
入国を厳しく制限しているさなか
オーストラリアに、独力で医療ビザと入国許可の
申請をしてシドニー入り。
2週間の強制隔離を経て治療を受けているという
肉体が病に冒され悪化していくなかで、
それに反比例してバイタリティーが高くなっている
晩年に強いエネルギーの星が
巡ってきているのではないか?と思い調べてみました。
西郷輝彦氏 1947年2月5日 (74歳)
命式を見てわかるように
やはり、晩年期に天禄星(11点)と、
かなりエネルギーの強い星です。
中年期も天将星(12点)ですから、
総合的にみて逆境に負けずに
生き抜く力強さをもつ宿命の人ですね。
また陽占の西の星が貫策星です。
晩年に貫策の星がある人は
我慢強く、自分の力で自由に
しっかりとマイペースに何かを
やっていきたいと考える人です。
自我が強く
なにがなんでも信念を貫く
頑固ものです。
中央が司禄星ですから
家庭への愛情も強い人です
日干支の「乙卯」は、
周りとの調和と協調を大切に考え
温厚で穏やかな人柄です
家族を想い
そして、歳を重ねるごとに
成果を積んでいく
職人気質で
プライドも高い
自分を曲げない
芸術を愛する人です。
宿命の性質がそのまんま
晩年の生き方として表れていますね。
肉体は衰えていくことは自然の摂理ですが
しかし、西郷さんの精神は晩年になっても
いつまでも若い気力がある
衰えていく肉体を現実的に受け入れることが
難しいのです。
まだまだ成果を積み重ねられる
まだまだ愛する家族のそばにいたい
まだまだ芸術作品を創り上げていきたい
そんな声が聞こえてきそうです。
まだまだこれからだ!
若い人には負けない!
もっと、もっとやれる!
そんなパワフルな精神力の持ち主なのです
いつまでも現役でいたいと願うのも
天禄星と貫策星のエネルギーの影響でしょう。
若い時に天将や天禄が巡ってくるのはいいのですが・・
晩年に巡ってくると若い気力に
老体が追いつかず
フラストレーションが起こりやすいです。
病に冒されていなければ
若いころと引けを取らないくらい
精力的に仕事をこなしていたでしょう。
なので現実の病気は
晩年の生き方との矛盾となり
どうにかしてでも病気を克服して
もとの元気な姿にもどりたい
仕事に復帰したいと強く願うのでしょう
努力すればどうにかなると思う人なので
目の前に少しでも病気を克服する可能性があれば
チャレンジし続ける人なのです。
しかし、その努力が報われないとなれば
苦しみは倍増されます
もし、努力が報われない現実に直面したときには
苦しみを少しでも軽減させ
願望よりも現実を受け入れることに
エネルギーを注ぐことが必要となります
老化を受け入れ
病を受け入れ
死を受け入れる
現実を受け入れる
現実を直視することも
相当なエネルギーが必要です
天禄星の強いエネルギーを
そこに向けることで
安定した穏やかな晩年を過ごせるでしょう。
老化と病気と向き合いながら
自然の摂理のままに
西郷さんらしく生きて欲しいと願います
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